お顔の研究

顔の治療に真剣に取り組んでいくうちに「ヒトの顔ってなんでこんなかたち?」という問いへの答えを知りたくなりました。その時点で変わったヤツですけど、、、
医師生活が10年を過ぎた頃、京都大学の大学院で「胎児期にヒトの顔が出来る過程」の研究をする機会に恵まれました。カナダのバンクーバーにあるブリティッシュコロンビア大学と共同研究したり4年間で様々な知見を得て、医学博士を取得出来ました。
今もこの研究は継続しています。まだ課題は山積みですが、様々な先天異常や変形の原点である胎児期の形成過程を知る医師として病態の「なぜ」を考え続け、治療方法の改善に貢献出来ればと思っています。