はじめに
当相談室は、お鼻の形成治療でお悩みの患者さんのお役に立てればと思い開設しました。
「どこで相談したら良いかわからない」というお声を耳にしますが、特に鼻形成手術において最も難しい唇裂外鼻変形でお悩みの患者さんに多いと思います。実際に私のような鼻形成の専門家であっても他院でどういった治療が行われているか分かり難いので、患者さんならなおさらです。
実際のところ、口唇口蓋裂診療の最終仕上げとなる「お鼻の治療」は残念ながらまだまだ発展途上と言わざるを得ない状況です。なぜなら唇裂外鼻治療においては、これまで行われてきたような形成外科的、または美容外科的な治療だけでは不十分だからです。私はこれらの技術や知識を融合し、患者さんと一緒に理想を実現できるよう日々努力を重ねています。
お鼻の美容外科手術も行っています。私のベースは形成外科であり、唇裂外鼻治療を日々行っておりますので、基本的に複数回手術後の修正手術をメインの仕事としています。美容外科手術でも他院修正でお困りの患者さんのお悩みにもお応えしたいと思います。
私の医師としての役割は、患者さんに自分に自信をもって充実した人生を過ごせるお手伝いをさせて頂くことと思っています。お鼻のかたちについて悩んでらっしゃる患者さんのお手伝いが出来ることを願っています。
ぜひご相談ください
勝部 元紀(かつべ もとき)
京都大学大学院医学研究科 形成外科学 助教
保険診療:
京都大学医学部附属病院
自費診療
加藤クリニック大阪院
資格など
- 医学博士(京都大学)
- 形成外科学会専門医(領域指導医)
- 頭蓋顎顔面外科学会専門医
- 創傷外科学会専門医
- 口蓋裂診療認定師
- 小児形成外科指導医
- 日本形成外科学会評議員
お顔の治療に対する私の思い
お顔の手術は当然、治療効果が高く大きな改善を得られます。しかし、「治療効果=QOL向上」でしょうか?唇裂口蓋裂診療、美容外科診療どちらにおいても目指すべき地点を患者さんと医療者で共有して目指すことが非常に大切です。それなくして、その時点での「改善」のみを目指してやみくもに治療をすると、患者さんもどこに向かっているのか分からず、むやみに治療を繰り返してしまうことになりかねません。
患者さんに幸せな人生を送ってもらいたい。青臭くて単純な理念ですが、これが根底にあることは間違いありません。幸せな人生を送るというのは客観的な改善だけでなく、精神的にも充実することが大切です。ですので、私は治療の知識や技術と同等以上に診察でのお話しを大切にしています。私ができるのはあくまでお手伝いであって、最終的に自己肯定感を高めることが出来るのは患者さん自身であり、最後までその思いに寄り添いたいと思っています。
HPのコンテンツ
お鼻の治療
美容外科治療(自費診療)および唇裂鼻変形(保険診療)を行なっています。
これまでの治療経験や知識は、特に修正手術でのお悩みの解決に活かせると思います。
ご相談ください。
口唇口蓋裂診療
これからの成長を考え、最終的なゴールを見据えた治療を行なっています。修正治療も積極的に行なっています。
口唇口蓋裂診療で長い歴史を持つ京都大学形成外科の口唇口蓋裂診療の全てを担っています。
お顔の研究
顔の形成に関する基礎研究についてです。ヒトの顔が胎児期にどのように出来るのかを研究しています。
口唇口蓋裂をはじめとした先天異常疾患の病態の解明を目指しています。
業績
大学教員ですので、論文など業績についても一応掲載しておこうかと思います。
日本形成外科学会のドクターズ名鑑で紹介されました。
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What's new
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